リスペクト
先週行われたサッカーEURO2012スペインVSイタリアの決勝戦は、予想外に4‐0の大差でスペインが勝ちました。

イタリアは前半で0-2とリードされた上に、後半は3人の交代選手枠使い切ったところで怪我人が出てしまい、
10人で世界王者のスペインと戦わなくてはならなくなってしまい、さらに2失点しました。

今回はイタリアが決勝まで2日しか間隔が無かったのに対し、スペインは3日間。
コンディションにハンディーがあったのかもしれません。

試合終了前に、アディショアルタイム(正規の競技時間以外にロスした時間を試合に追加する長さ)が3分と表示されましたが、
もはやイタリアに反撃する戦意も体力も残っていないようにみえました。

残り3分間で、相手に奪われないようにボールを回し続ける技術では世界一のスペインからボールを奪い
1点取るだけでも困難なのに、4点以上奪うことは不可能です。

スペインのGKカシージャスが審判に大声でアピールしている画像がwebにアップされています。

http://news.livedoor.com/article/detail/6724789/

カシージャスは、
「ライバルに敬意を」
「イタリアに敬意を」
「4−0なんだ」
と叫んでします。

つまり、「もう試合を終えよう」と言っているのです。

日本人は、
勝負は最後まで戦うべき、
手を抜くのは相手に失礼、
と考えるかもしれません。

しかし、今回のカシージャスの言動は、彼の人間性の表れだと確信しました。

なぜならば、試合終了直後に勝利を喜び合うスペインチームの輪に彼はいませんでした。



その時カシージャスは、
敗れたイタリアチームの選手一人一人と挨拶を交わし、健闘を称えていたのです。

“敬意”=“リスペクト”を示していたのです。